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井上芳雄メモリーとなる番組でした [テレビ]

井上芳雄メモリーとなる番組でした

BSフジ放送の「井上芳雄 ウィーン音楽紀行」は、
素晴らしいドキュメンタリーでしたね。

この番組は、井上芳雄さんにとってメモリーとなる番組になること
間違いなしです。

遅ればせながら感想をブログで綴らせていただきます。

普通、このようなドキュメンタリーの場合、
進行(主役)は登場しません。
今回の番組であれば、モーツアルトの歴史を淡々とそして緻密に取材して構成していきます。

今回の「ウイーン音楽紀行」は、すべてが井上芳雄さんの視線で語られました。
モーツアルトの人生のように、ザルツブルクからウイーンへ。

35歳で亡くなったモーツアルトと現在35歳の井上芳雄さんを
合わせるかのごとく、二人は重なり合っていきます。

井上芳雄さんの視線から見た、モーツアルトの人生が
番組の中でたっぷり表現されていました。

クライマックスは、番組ラストシーン。
宮殿の中で、井上芳雄さんが歌う「僕こそ、ミュージック」

井上芳雄さんのナレーションがすべてを物語っています。
「モーツアルトが聞いていてくれたような気がした」


個人的に、この番組の中で印象に残っているシーンは、
ウイーン在住の井上芳雄さんの大学の同窓生「藤木大地」さんの言葉です。

「ここウイーンには、モーツアルトが歩いた道、歩いた街角が残っているんです。
モーツアルトは歴史上の人物ではなく、実在する人物だと実感します。
モーツアルトが『春』と描けば、ここの『春』なんだと感じられるし、
モーツアルトが『夜明け』と描けば、ここの『夜明け』なんだと感じます」

同じ空気を感じることは、芸術をより深くそして作者の真意に近づくことが
できるのかも知れません。


さあ、いよいよ井上芳雄さんラストの「ミュージカル・モーツアルト」開幕です。
どんなヴォルフガング・モーツアルトになるのか、楽しみです。









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